Clubhouseを1週間使ってみた

今回はトレーニング関連ではありませんが、イケてる年下の友人から(笑)、Clubhouseに招待してもらったので、使ってみました。1月下旬から日本でも流行り出して、爆発的な人気になりそうですね。

Newspicksでも先週取り上げられていました。

※「Clubhouse」の熱狂は続くのか?↓

Clubhouseとは?

自分なりの解釈ですが、以下のような特徴があります。

  • 音声だけのSNS
  • アーカイブしない、リアルタイム音声のみ
  • Room=番組
  • 招待制(現時点)
  • iPhoneアプリのみの提供
  • コメントやいいねはできない
  • 自分でRoomが開ける

詳細を書いていきます。

リアルタイム音声だけのSNS

「双方向に使えるラジオ」とイメージすれば分かりやすいと思います。録音やメモが規約で明確に禁止されているので、中で話された内容を外部に漏らすとBANされる可能性は高いでしょう。

この「リアルタイム性」があるため、ここだけの話とかが出て来やすいです。

今でも番組はありますが、昔、オールナイトニッポンと言う番組が爆発的に人気がありました。当時はラジカセ(笑)を布団にこっそり忍ばせて、親の目を盗んで聞いてました。そこでしか話されないことがあるので、翌日に「昨日のオールナイトニッポン、聞いた!?」とその話題について友人と話してました。

ストーリーズとかとは違うの?

アーカイブされずに消えてしまうSNSにはインスタのストーリーズとかありますが、参加者が複数人で会話することが多く、かつ話も基本的に長いので、全く別モノですね。

YouTubeだと、短い時間で視聴者の心を掴まないといけないので、端的かつ分かりやすい説明になっているため、「自分にとって有益で無い」と判断したら直ぐに離脱されてしまいますが、Clubhouseは基本的にはフリートークなので、時間はかなり取られます。

初めて聞いた人は、なかなか核心に触れていかない感じなので、根詰めて聞いてしまうと、直ぐに飽きてしまうでしょう。

iPhoneアプリのみの招待制

現時点ではAndroidを使っている人は使用できません。また招待制となっているため、今はアーリーアダプターの人たちが中心です。プロフィール欄の内容と写真がみなさんキラキラ過ぎて眩しいです!(笑)

そして、この排他性も功を奏して人気が高まっています。と同時に運営サーバーの負荷を平準化してスパイクするようなことが無いようにしているのでしょう。そうは言っても、イーロン・マスクやマーク・ザッカーバーグなどの著名人が訪れると色んなRoomが落ちているようです。

まだマネタイズされていないようなので、億単位でキャッシュを溶かしていると言う話もあるようですが、マネタイズの方向性がハッキリするまでは、しばらくこの状況は続くようです。

Room=番組

Clubhouseにログインすると、色んなRoomが表示されますが、ラジオ的に言えば、この1つ1つが番組、と言うイメージです。

このRoomは、初めは少ししか表示されないと思いますが、どうやらフォローした人がRoomを開催すると表示されるようです。

そのため、ビジネス系のファシリテートが得意そうな人をフォローすると、ビジネスやIT系のRoomが表示されるようになり、お笑い系の有名人等をフォローするとバラエティ色の強いRoomが表示されるようになるようです。

先日、Newspickや著書でお馴染みの箕輪さんと歌舞伎の海老蔵さんが、一緒のRoomで話していましたが、面白かったですね!内容は規約で書けませんが…

おそらくこう言う感じで、ここだけでしか話されなかった話題・アイデアなどがディスカッションされ、伝播していくことがさらに面白いのでしょう。

コメントやいいねはできない

これによって、話している人はリスナーがどう感じたのか?ざっくりどんな評価だったのか?を知ることができる反面、近年問題となっている”炎上”の原因ともなっています。

(敢えて仕掛ける炎上商法もありますが…)

こうした後発のSNSでは、ネガティブな内容よりもポジティブな内容の方が気持ちよく使ってもらえるため、そうした機能は実装していないのでしょう。

ただ、プロフィールからTwitterやインスタに連携する機能はあります。そちらに誘導してコメントを残すように言っているモデレーター(司会者)もいます。

自分でRoomを作れる

イメージ的には「SHOWROOM」に近いものがありますが、あちらはほぼアイドル路線で固まっているようですね。

YouTubeだと動画を撮って、編集して、と言うとてつもない時間と労力、お金がかかりますが、RoomならiPhoneとそれなりのマイクがあって、話たいことを話すだけなので、話者の負担は格段に少ないです。

YouTubeやSHOWROOMと違って、広告料とか投げ銭的なものが現時点では無いので、そうした実入りは話者には無いのですが、コストが圧倒的に抑えられることもメリットの1つでしょう。

自分の友人も、以前セミナーで話していたことをRoomで話したりしていました。ただ、一人でラジオ的に話し続けるのは、話す方も大変そうですが、聞く方も飽きてきますね。Roomを選ぶ時は、複数のモデレーターがいるところを選んだ方が面白い傾向にあります。

さて、ここまでがようやっとClubhouseの概要なのですが(笑)、長くなって来たので次のページに続きます。

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