休暇でだいぶ間が空いてしまいました…。
とは言え、何もやっていなかった訳ではありません。前から試してみようと思っていた「朝食抜きダイエット」をやってみました。
仕事が無いのでコンディションを整える必要無いし、家中のんびりしているので、ちょうど良いかと(笑)。
朝食抜きダイエットの方法
こんな形でやってみました。
- 朝食は食べないが、昼と夜は普通に食べる。
- 朝は起きたらBCAAを摂る。それ以外は無し。
- 昼食、夕食でタンパク質が少ない時はプロテインで補う。
- 小腹が空いたら、BCAAを一口飲んで紛らわす。
正月なので、昼と夜も質素に…と言う訳にはいかなかったのですが、量はそんなに取らないようにしていました。
やってみた感触
実際やってみて分かったことがありました。
お腹が空くようになった
文で書くと当たり前のことを書いたように見えますが(笑)、3食摂っていた時は、定期的に胃袋に物が入ってくるので、そこまでお腹空いた感は無かったのですが、胃袋に物が入っていない時間が長くなったせいか、お腹が空くようになってきました。
「朝を抜いてんだから、昼食前にはお腹空くの当たり前だろ〜」と言うツッコミが入りそうですが(笑)、その時だけでなく、夕食前とかも結構お腹空いた感じになりました。
想定ですが、身体が飢餓感を感じて、今までより余計にお腹空いた感を出してきているように感じました。
ダイエットを止めても、空腹感は変わらない
正月明けてから普通のスタイルに戻しましたが、空腹感は変わっていません。身体は急には戻らない、と言うことでしょうか。
ご飯が美味しく食べられる(笑)
お腹減っているので、食事が美味しいです。でもここで慌ててドカ食いすると元も子もないので、ゆっくりと普段よりも咀嚼回数を多くしながら食べました。余計に味わい深いですね。煮物とか普段より美味しかったです(笑)。
数値結果はどうか?
さてさて個人的な感想は放っておいて(笑)、どんな結果が出たのかが注目ですね。
体重の推移
結構な角度で落ちてます!1週間程度で1kg以上落ちてますね。

体脂肪量推移
では肝心の体脂肪はどうでしょうか?

おっと、変わらずですか。そうですか。ほとんど横ばい状態ですね。
筋肉量推移
「体重は落ちたけど、体脂肪量は変わらない」となると、結果は明らかですね。

筋肉量がごっそり落ちています…(涙)。
こうなるだろうなぁと思いながらも、実際の結果を目の当たりにすると辛いですね。今までの苦労が…。
朝食抜きダイエットの考察
短期間でありましたが、実際自分で人体実験をやってみた結果で以下のことが分かりました。
- 3食を摂らないと、人間は飢餓状態に陥る。
- 飢餓状態は、止めてもしばらく続く。
- 飢餓状態だと筋肉から先に分解する。
- 朝食抜きダイエットで痩せた→筋肉が減って体重が痩せただけ!
筋肉が減れば基礎代謝が落ちるので、リバウンドしやすくなりますし、空腹感も増しているので、朝食抜きダイエットである程度痩せたあとに安心して食べてしまうと、すぐにリバウンドすることになるでしょう。
強靭な意思のある人で、何とか食べないで頑張ったとしても、身体が朝食抜きに慣れてしまっているので、やはり代謝を落とそうとするはずです。
どこかの段階で痩せにくくなってしまうことは明白で、そこからまた痩せようとして食事を減らす→代謝が落ちる→リバウンド体質が続く…。
やはり、恐ろしいダイエット方法でした。
どうすれば良かったのか?
とは言え、最近の本では「空腹時間をなるべく持つようにして、身体をリセットした方が良い」と言う風潮を良く見ます。
これはこれで、次の機会に人体実験しようと思いますが、これをそのままやろうとすると今回の朝食抜きダイエットと同じになってしまいます。
どうしたら良かったのでしょうか?
炭水化物 or 脂質を減らす
食事を摂らないのはダメなことが人体実験で分かりました。ただ、普通に食べていても当然体重は減りません。
炭水化物を減らした方が良いのか、脂質を減らした方が良いのかは個人差があるようですが、どちらかを減らしてタンパク質を必要な分摂る食事を徹底した方が良さそうです。
筋トレをする
今回、正月休み中は筋トレしてません。この実験のため…と言うのは言い訳ですが(笑)、奇しくも食事だけでは健康なダイエットができないことを証明してしまいました。
筋肉量を落とすダイエット方法は、百害あって一理なしですね。
有酸素運動はどうなのか・・・?
ウォーキングは、正月休み中も一応やりました。ただ、過度な有酸素運動も筋肉を分解すると言う説があり、どうすべきか迷っています。
ちょっと気になる人体実験の結果としては、
昨年75,000kcalのカロリー消費したにも関わらず、体脂肪は10kg落ちていない、
と言う結果です。アラフィフの辛いところでしょうかね…
でも、「食事調整と筋トレだけして有酸素をしない」と言う方針に舵を切るのは、だいぶ勇気が要りますね。もう少し検討してみようと思います。
昨年はコロナで大変な1年となってしまいました。今年もまだまだ続きそうですが、皆さん体調には充分お気をつけて、引き続きフィットネスライフを楽しんで参りましょう!